生活習慣改善のためには「時間の価値」を知ることが大事だということを
前の記事で書きました。
私は、塾の経営をしているのですが、子どもたちの時間の使い方は、
本当に様々です。
「時間」の価値に目覚めた子どもは、劇的に一日の質を変えていきます。
残念ながら、価値に気づかないで、テレビやゲーム、友達とのLINEや
おしゃべりに価値を持ち続ける子どももいます。
私は、できるだけ「時間の価値」に気づいてもらいたくて、話したり、
ワークシートを用意して取り組んでもらうこともありますが、
気づく、気づかないは残念ながら人それぞれです。
受験生になる子どもたちには比較的に、効果的な時間の把握の仕方を
一つ紹介します。
受験生のなので、まず、志望校を決めていただきます。
はっきり決まってないときは、志望ではなく希望を書いてもらいます。
それから、受験日時を伝えて、その日から試験当日までの日数を数えます。
数えたら、一日の勉強目標時間を書いてもらいます。
そして、日数×目標時間を計算します。
例えば、あと300日で一日1時間勉強すると、300×1=100時間になります。
100時間だと時間がたくさんあるように思うのですが、これで終わってはいけません。
この100時間を日数に直してください。つまり24で割ってみるのです。
すると100÷24=4.17日になります。つまり4日と4時間しか勉強しないことになります。
これを知って受験生は愕然とします。受験までの10ヶ月(300日)で4日分しか勉強しない
なんて、どうかしてる!!と思い始めます。一科目一日だとしても五科目分もできない・・・
もう、受験生は顔が真っ青になってしまいます。時間の価値に気づき始めた瞬間です。
これを見て、一日の勉強時間を最低3時間にする子が続出します。
これによって勉強時間を増やし始めた子どもは、顔が真剣になってきます。
授業に対する取り組み方も変わってきます。
これは、私たち、社会人でも同じ発送ができるわけです。
家でテレビを見ている時間が一日3時間だったら、年間1095時間、
つまり45日と15時間をテレビに費やしていることになるわけです。
これを読書や勉強に変えてみるだけでも大きく人生が変わってくると思いませんか?
まずは、自分が何にどれくらいの時間を費やしているのか、振り返ってみるといいですよ。
自分の「時間」を把握するには、まず、何に何時間費やしていたかを知りましょう。
まとめます。
①目標を決める。
②期限を決める。
③期限までの日数を数える。
④一日の目標時間を決める。
⑤③×④をして残り時間を出す。
⑥その時間を日数で割る。(24で割る)
⑦もう一度考え直す。
①~⑦までできれば、かなり自分の時間を意識するようになります。
では、次回は具体的に時間の作り出し方について書いてみたいと思います。
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夜兎 (土曜日, 02 1月 2016 12:21)
時間の価値って言ってますけど、勉強だけなんですか?そもそも時間の価値ってなんですか?あなたは何様のつもりで言ってるんですか?勉強する事→時間の価値と決めつけないで頂きたい。ここで書いてあること勉強ばかりじゃないですか、少しは自分のやりたい事の時間も考えて下さい。